御幣飾りをご存じですか?

2024/11/07(木) スタッフブログ

こんにちは

愛知県岡崎市でリフォームを手がける工務店、小幡リフォームです。

地元で60年、地域の皆様にはお世話になっております。


今日はリフォームの現場ではなく、小幡建設の新築の上棟(じょうとう)で納める「御幣飾り」を作ったので、その紹介をさせていただきます。

 


上棟とは、柱や梁などの基本構造が完成したのち、屋根の棟木(むなぎ)を取り付けることを言います。建前(たてまえ)と呼ばれることもあります。
上棟の日は、1日で基礎の状態から屋根までを一気に仕上げるため、大工さんをたくさん応援に呼んで一大イベントとして行われます。
 
 
 
上棟の後は、棟上げをお祝いする上棟式が行われます。上棟式では、土地の神様と匠の神様を祭って、これまでの工事の無事に感謝し、建物が無事に完成することを祈願します。
 
 
 
この上棟式で納めているのが御幣飾り(ごへいかざり)です。
 
 
御幣(ごへい)とは、お祓い・お清めなどの神事で使われるお供えものです。上棟の際に使われる御幣は、一般的に板に両紙垂れを挟み、扇子や水引で飾られた縁起物です。上棟式が終わった後、お家の小屋裏などにお供えして、工事の安全と家内繁栄を祈願します。
 
 
今日は上棟が2軒あるので、2本作りました。
 
 
 
上棟の年月日、お施主様のお名前を墨で書き入れます。
 
 
 
丸扇子や水引きが入ったセットです。実は年々入手困難になっているんです。上棟飾りを納める住宅が減ってきているのでしょうか。
 
 
 
蝶結びで飾る麻紐です。
 
 
 
「工事が無事に済みますように」「末永く家を守ってくれますように」
お施主様にとっては、上棟の日は一世一代の大切な日です。心を込めて作っています。
 
 
 
 
上棟が無事に済んで上棟式が始まるまでの間、すまい館のホールの正面に飾りました。
 
 
 
今回は新築の住宅の御幣飾りでしたが、小幡リフォームでも増築などで新たに棟上げをする際には、御幣飾りを納めて上棟式をする場合もあります。
 
 
今日は、新築工事の上棟で納める、御幣飾りについてご紹介しました。
 

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